この記事では、射撃場への射撃教習予約から 射撃教習 合格銃の仮押さえまでを解説します。
「銃砲所持許可」取得までの道のり
②猟銃等講習会初心者講習(筆記テスト)
③教習射撃受講申請
④射撃教習資格調査(身辺調査)
⑤射撃教習(実技テスト)
⑥所持する予定の銃砲を予約(仮押さえ)
⑦所持許可申請
⑧所持資格調査(身辺調査)
⑨所持許可 取得!
⑩⑥で予約していた銃砲を購入→所有
⑪購入した銃砲を提示(検査)
射撃教習資格が発行されたら、それを受け取りに行きましょうという話はすでにしました。
その記事の最後では、警察のHPから印刷した「猟銃用火薬類等譲受許可」に記入して持っていきましょうという話をしました。
今日は「猟銃用火薬類等譲受許可」とは何かというところから解説をしていこうと思います。
「猟銃用火薬類等譲受許可」って何?
簡単に説明すると「猟銃で使う火薬や実包を買ってもいいですか?許可ください!」という書類です。
銃弾をも危険物ですから購入する際にはきちんと許可証がないといけません。
今回は、射撃教習の際に使う実包を購入するために必要になるのでそのために書類を作成することになります。
射撃教習の際は実包100発分の許可が出ると思います。
都道府県によって異なる可能性もあるので、分かる部分だけ記入して持っていきましょう。
教習資格認定証を受け取る
事前に電話でアポを取ったあと、警察へ向かい教習資格認定証を受け取りましょう。
受け取り印が必要です。
その後、「猟銃用火薬類等譲受許可」を手数料2400円と提出、譲受許可証の発行をしてもらいましょう。
こちらは即日発行されます。
射撃場で 射撃教習 の予約をしよう
教習資格認定証を受け取ったら近くの射撃場を調べて射撃教習の予約を行いましょう。
射撃場のHPに教習射撃の日程が記載されていることもありますが、月に1回くらいの頻度で開催されています。
電話で教習射撃を受けたいことを伝えれば、話はスムーズに進みます。
射撃教習の日程、時間、持ち物、費用などしっかりと確認しましょう。
射撃教習の費用は射撃場によって異なるようですが、僕の時は30000円でした。
安いほうかも知れません。
射撃教習 の流れ
まずは1時間少し、猟銃についての講義があります。
その後、実銃を使っての射撃教習を行います。
僕の時は僕以外にもう1人射撃教習に来ていた人がいたので教習射撃教官のおじさんを加え、3人での教習でした。
長机を挟んで教官のおじさんから講義を受けましたよ!
射撃教習(実技試験)
射撃教習ではクレー射撃を行うことをもって実技試験とします。
クレー射撃は25枚のクレーを発射して1ラウンドなのですが、射撃教習では1~2ラウンド練習したあと、実技試験となります。
実技試験では、銃を安全に取り扱えているかも重要な採点ポイントなので前半の講義をよく聞いておきましょう!
射撃教習 の内容
実技試験では銃を安全に扱ったうえでクレー25枚中2枚以上に命中させることが出来れば合格となります。
「当たらなかったらどうしよう…」という不安もあると思いますが、意外と当たるので大丈夫ですよ笑
僕は11枚、別の年配の方は12枚?ほど当たって合格できました。射撃教習後、「教習修了証明証」が射撃場の方からいただけます。
ちなみにこの証明証は有効期限1年です。
教習修了証明証を手に入れたら銃砲店に欲しい銃を予約(仮押さえ)しに行きましょう!
射撃教習合格 後、教習修了証明証をもらったら
警察に対する次のステップはついに「銃砲所持許可」申請です!
しかし、その前に所持許可を取得したい銃を先に決めておく必要があります。
車の免許証のように「免許証を手に入れてから好きな車を買う」ようなことはできません。
「この銃が欲しいので、この銃を所持するための許可をください」という形になるからです。
近くの銃砲店を調べた後、お店を訪れましょう!
よく考えて相棒(実銃)を選ぶ
物が物なので、実際にお店で実物を見ながら考えましょう。お店の人も親切に教えてくれます。
お気に入りの一丁が決まったら「仮押さえ」です。
前金を払って「譲渡等承諾書」を書いてもらいましょう。
この書類は「銃砲所持許可」申請の際に必要ですよ!
ここまで来たらもうひと踏ん張り!
仮押さえした銃を持って帰ることはできませんが、もう少しだけ我慢しましょう。
次はいよいよ「銃砲所持許可」申請!
ステップとしては終盤ですがこれがまたハードなんですよね…笑
銃砲所持許可申請についてはまた別記事で解説します。それでは!
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