ICT支援員ってどんな仕事?資格は必要?年収は?

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ハヤト
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最近注目されている、ICT支援員

資格を持っている私が紹介
するよ

こんにちは【オチ ハヤト】です。

今回は私が持っている資格の一つ「ICT支援員」について紹介しようと思います。
最近、少しずつ注目を集めだしている「ICT支援員」とはどのような資格なのか?取得の難易度は?求人は?年収は?などをまとめていこうと思います。

ICT支援員ってどんな仕事?

ICT支援員とは、学校の教育現場において教員や生徒がタブレットやプロジェクターを始めとしたICT機器を利用するのを支援する人のことを指します。

この他にも、教員とどのようにICT教育を展開するかを話し合い教材を作るお手伝いをしたりもします。


「ICT支援員」は名前の通り、教育現場の「ICT」に関わることに対して「支援」する役割があります。

学校現場の先生方は、黒板とチョークを長年使ってきたベテランの方が多いので、全体的にアナログな部分があります。最近でこそ、スマートフォンやPCを使ってきた若い人たちが教育界に入ってきていると思いますが、まだまだ充実していない部分を支援するのが「ICT支援員」なんです。

ICT支援員に必要な能力については別の記事でまとめているので興味がある方はこちらもチェックです。(別タブで開きます)

必要とされるICT支援員に必要な能力9選

ICT支援員に資格は必要なのか?

それではICT支援員になるために資格は必要なのでしょうか?
結論としては必須ではありません
現段階の求人では「ICT支援員」の募集要項には「タブレットなどのICT機器に慣れている・詳しい方」という募集の仕方が多いです。

しかし、文部科学省の「GIGAスクール構想」の中で国公立学校4校につき1人ICT支援員を配置する計画が進むと認定資格が必須になってくるかも


将来的にICT支援員になりたい人は「ICT支援員認定試験」に合格しておいた方が良いでしょう。

ICT支援員認定は就職に有利なのか

それでは、ICT支援員認定試験に合格していると就職に有利になるのでしょうか?

先ほども述べましたが
ICT支援員が注目され始めたのも最近のことなので、ICT支援員として学校現場のサポートに入る際に必須になる資格ではありません。
求人に関しても、ICT支援員認定があれば「なお良し」としていることがほとんどです。

しかしICT支援員認定」があれば、資格手当が付く可能性はあります。

ICT支援員認定試験の難易度は?

ICT支援員認定試験は2つの試験内容から合格が判定されます。
それがA領域〔知識・判断力〕B領域〔説明力(コミュニケーション能力)〕

A領域は学校におけるICTに関する筆記試験で65点以上が合格ラインです。
B領域は事前に開示される「学校現場で起こりえるICT機器等のトラブルについてどのように返答するか」を撮影しての課題提出で55点以上が合格ライン

A領域・B領域の両方に合格すると「ICT支援員」に認定されます。

因みに、A領域の合格通知と同時に課題内容が開示されるB領域の課題は4日以内くらいに提出することになります。

これはA領域が合格点に達していなかった人もB領域の課題は開示されますし、課題の提出も可能です。
ただし、注意書きには、「場合によってはA領域不合格者のB領域課題は採点しません」とありました。

人的に余裕がなければ採点はされないということですね。

認定試験の難易度に関しては、「やや易しい」だと思います。

別の記事にまとめるつもりですが、勉強時間をそんなに取らなくても合格することができているからです。
勉強の用いたものも、薄めの参考書と過去問3年分くらいなので勉強量もあまり多くないですね。

ICT支援員の年収は

ICT支援員の年収はICT支援員の気になる年収は228万円〜360万円位と想定されます。

先程も少し触れましたが、「ICT支援員」はまだまだ新しい職種です。

国が推進しているとはいえ、社会的地位の向上にはまだ時間がかかりそうですね。

しかし、これからの学校教育には必要不可欠な存在になっていくのは確実だと思うので、教育現場で働く人は取得していて損はないでしょう。

IT関係で働く人に関しても、子どもが好きな人・教育に関わりたい人は仕事の幅が広がるのではないでしょうか?

学校現場以外にも児童向けプログラミングスクールの講師などの人に教える仕事に就く場合もアピールになると思います。

ICT支援員の雇用形態

ICT支援員の配属パターンは二つあります。

一つは文部科学省に直接雇用されて学校に配属されるパターン

もう一つは、IT系会社に雇われ仲介で学校に配属されるパターンです。

現状は、圧倒的にIT系会社経由で配属される雇用形態が多い印象です。

雇用形態に関しては契約社員が大半なので、最初から正社員として働きたい人については希望に添わないかもしれませんね。

今後文部科学省が進めている
GIGAスクール構想」がどのようなスピードで進んでいくかが今後のICT支援員の需要に大きく影響してくることは間違い無いでしょう。

最後に

今回はICT支援員」とはどのような資格なのか?取得の難易度は?求人は?年収は?についてまとめてみました。

多少予備知識があれば、そこまで勉強時間も必要ないので、自分のスキルアップのためにどうでしょうか?

教育関係者もにとっても、IT系企業の方にとっても無駄にはならない資格だと思うので是非チャレンジしてみてください!

もっと、ICT支援員の中身についてもっと知りたい方は
文部科学省が推奨している書籍もどうぞ(私も買いました笑)

過去問も載っていますが、勉強用というよりICT支援員ってどんな仕事?という内容の書籍です。


わかる・なれる ICT支援員: すすめよう!学校のICT活用


「ICT支援員認定試験」に合格するために私がやった勉強法はこちら

ICT支援員認定試験に合格するための最短勉強法(体験記)
(別タブで開きます)

受験する人はぜひそちらも読んでみてください。

それでは!

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