『銃猟の教科書』感想・レビュー これ一冊でほぼ完ぺき

『銃猟の教科書』感想・レビュー

皆さん、こんにちは。 ハヤトの日常をピックアップ!「ハヤトピ!」管理人のハヤトです。
普段から結構読書をする方だと思うのですが、あまりブログに書くことは少ないので反省して?本日はお勧めの本を紹介しようと思います。
ということで今回の記事は 「銃猟の教科書 』感想・レビュー について書いていきますね!

このブログを読んでくださっている方はご存じかもしれませんが、私自身「銃砲所持許可証」のみで「狩猟免許」は取得していません

早いところ「狩猟免許」も所持しようとは思っているのですが時間がなかなか取れないのと、「銃砲所持許可証」を取得する際に「クレー射撃がとにかくしてみたいんです!」といった手前少し気を使っている節があります笑 時間が取れない中でも「何かしらの行動はしたいなー」と思って購入したのがこの『銃猟の教科書』です。↓↓

猟銃の教科書(別タブで開きます)

『銃猟の教科書』を読んでみて

結論から言いますと面白い!笑 まず、全411ページとかなりボリュームがある上にフルカラーです笑
価格が税込み3300円と少し高価なのですが、この内容と質なら高くはないと感じました!

構成は5部構成になっていて
1部:法律・知識
2部:猟銃
3部:大物猟
4部:鳥猟
5部:射撃競技
についてまとめられています。

随所にフルカラーの漫画も入っており、以前の記事【銃砲所持許可が下りない 人ってこんな人「この条件に当てはまる人はあきらめて」】で紹介したテキスト
『猟銃等講習会〈初心者講習〉考査』よりも何倍も取っつきやすい内容になっています。
(そもそも内容の方向性が違うので当たり前なのですが)


特に私がよく開くページは1部の猟銃に関しての知識・法律のページと5部射撃競技のページです。
知識・法律のページには狩猟免許に関することは勿論のこと、「銃砲所持許可証」取得までの流れや以前の記事でも紹介した銃が持てない欠格事項についてもまとまっているので「銃砲所持許可証」を手に入れる前からパラパラと眺めるように読むことが多かったです。
その他の2部~4部に関しても、銃のイラストを用いての各銃のパラメーター解説や鳥類の解説が多く楽しめます。

その中でも、狩猟時の装備や車についても詳しく解説してあるので狩猟に行く前から何となくイメージすることができるのは嬉しいポイントです。
勿論、実際に狩猟に出てみないと分からないことの方が多いことは間違いないですが、それでも事前に心積もりできるのは心理的にも楽ですよね。

でも、 実は一つだけ不満がある

全体的に面白くてためになる内容の本書『銃猟の教科書』なのですが、一つ不満な点があります。
それは動物を撃った後にとどめを刺し血を抜くことによって肉の鮮度を保つ通称「止め刺し」 これについての内容が無いのが残念でした。


狩猟関係の情報を見ていると「死後体温で肉の鮮度がどんどん落ちていくのでできるだけ早く止め刺しをすること」という記述はよく目にするのですが、肝心の止め刺しの流れが載っていない。
心臓を的確に刺さなければ上手く止め刺しはできず、何度も刺さなければいけないので動物にとっても酷なことだと思うのですが、狩猟対象の心臓の位置等解説があれば更に良い一冊になっていたと思います。
もしかしたら止め刺しを始めとしたその辺の知識は「猟友会に所属して先輩から伝授してもらうもの」という暗黙のルールがあるのかもしれませんね。


独学するなら、狩猟関係の書物よりも生物学系の書物に当たった方が良いのかもしれません。

実は他にも『ジビエ解体・調理の教科書』という本も読んだのですが、そちらにも止め刺しに関する有用な情報はありませんでした。
(こちらもまたレビューしようと思います)

もし止め刺しについて勉強になる書物やサイト、動画等の情報を持っている方がいると教えていただけると幸いです。

最後に

本日は『銃猟の教科書』レビューをさせていただきました。
「銃砲所持」と狩猟は切り離せない関係だと思いますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
↓↓

それでは、また別の記事でお会いしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました